さりげなく べん☆ぱぱ

力を抜いて!イッチニーイッチニー!

認知症について思うこと

介護事業所を経営している会社の経営企画部長をやっているので、介護についても書いてみようと思います。
少し変わった目線でお伝えできればと思います。


認知症

ちょっと幼稚な言葉を使いますけど、医者でもありませんし分かりやすい言葉を使いたいと思います。
若年性認証という言葉も最近は耳にするようになりました。しかし一般的には高齢者がなる病気です。単に物忘れが激しくなるということではありません。なんらかの病気と示すはっきりとした証拠があります。分かりやすいのは脳の一部が機能していないということです。どこが機能していないかということと、なぜ機能しなくなったのかで病名がかわります。大まかに3種類としましょう。しかし、高齢者がいるご家庭では、日頃からの観察が重要だと思います。

1.アルツハイマー認知症
一番有名な認知症です。頭部をCT撮影すると明らかに脳の萎縮が見られます。
アルツハイマー型認知症とは|認知症の基礎知識|相談e-65.net

2.血管性認知症
脳のある部分に血液が届かないことによって機能が止まってしまい認知症としての症状が出ます。それは頭部の打撲による出血だったり、血管が詰まったりということが原因です。
血管性認知症とは|認知症の基礎知識|相談e-65.net

3.レビー小体型認知症
レビー小体が脳に多く分布している状態で認知症が発症するものです。レビー小体が小脳部分に集中するのがパーキンソン病。よってレビー小体型認知症パーキンソン病と似た症状を示すことがあります。1番の特徴は幻視です。例えば「小人が見える」ということを言い出します。
レビー小体型認知症とは|認知症の基礎知識|相談e-65.net

上記について詳しくはリンク先を見ていただいた方がいいと思いますが、ここからは臨床とは少し違う見方で伝えたいと思います。 本人と家族の目線です。「認知症は神様が与えくれた病気だ」と書いてある文を見たことがあります。それは「死に対する恐怖感を和らげてくれるから」ということらしいですが、僕が思うに「神様がくれた試練」だと思います。


僕の父

僕の父は急性硬膜下血腫で緊急入院し生死の境をさまよいました。結果的に助かりましたが、血腫による脳の損傷は大きく、脳血管性認知症の症状を残します。その後一時的に回復しましたが、慢性硬膜下血腫とアルツハイマー認知症を併発。結局は自宅に帰ることはできないままに天国に旅立ちました。急性硬膜下血腫の前から物忘れが激しくなり認知症かなと思ったのですが、正直な話、本人も家族も認知症ということを簡単に受け入れることができませんでした。その後、老人ホームの経営に携わってまして、多くの認知症患者さんとその家族を見てきましたけど、ほとんどが「認知症を受け入れる」ところで苦しみます。


本人の気持ち

人間は忘れていくことで気が楽になったりしません。嫌なことだけ忘れるのであればいいですけど、大切なことや楽しかったことまで忘れてしまうのです。忘れてしまう、または覚えられないという大きな不安感に襲わるのです。それだけで大きなストレスがかかっていると言えるでしょう。


家族の心構え

本人の気持ちを踏まえた上で、専門医に診てもらうことを第一に考えましょう。認知症の診断を受けたらしっかりと受け止めることです。何かができなくなっていると思います。そして、これからできなくなることが増えていきます。はっきりといいまして家族には重い負担となりストレスから家庭内暴力に至ってしまうこともあります。家庭内暴力を止める最大の抑止力は「認知症を受け止めること」だと思います。

次に、子どもの頃の自分だったり、自分の子どものことを考えましょう。あなたが子ども時代のお父さんとお母さんはどうだったでしょう?自分の子どもに対してどのように接しているか考えましょう。そして、自分が嫌だったことを認知症の人にしないことです。自分の子どもに接するように忍耐強く優しく接することです。一番分かりやすいのは、「できないからといってからかわれたり、あしらわれたりする」と嫌な気持ちになると思います。認知症の人も嫌です。相手の気持ちを察しながら接することで問題行動がぐんと減ります。言い争ったり、怒ったりするのは逆効果ですので、十分注意して接しましょう。

認知症の知識をつけましょう。例えば認知症の人にストレスのかからない手の添え方というのがあります。下からそっと支えるんですけど、知らなければ不穏行動を誘発しかねません。また、できるだけ目線を合わせるようにします。子どもと話をするときにしゃがみますよね。同じようにしゃがんで話を聞いてあげてください。こういうことは知識をつけることで身についていくものだと思います。知らないことが不幸を呼ぶとまで言いませんが、知っていると幸せに感じることが多いのは間違いありません。


まとめ

ということで、認知症について簡単に触れてみました。健康番組で認知症を取り上げる機会も増えてきましたので、そういうものを見て知識を深めていくこともいいと思います。常に新しいことを知るようにすると、それだけ社会が高齢者に優しいものになっていくと思います。

では、また次回! f:id:benzpapa:20180211173643j:plain